2013 イタリア 遠征ー ②

6月15,16日（和太鼓ワークショップ）　ナポリ,ローマ方面の遠方（移動８時間）から参加されていたり、トリノからの参加者もあり、”福井の三ツ打ち”を学ぼうとする熱意が窺われて、１日目は初心者中心であったが、（美山の風）オリジナル ソングは全員しっかりと打ち込まれていたのには 驚かされた。 2日目は 経験者のメンバーである。　次期の響心道チームのレギュラーメンバーに育つ人達であった。８拍、16拍の間もバチ捌きを取り入れ移動が出来たり、アクションなどを魅せるやり方を身につけようと頑張っていた。福井のニオイ、三つ打ちが　確実にイタリア、ジェノバにも広がり、根付いていくと感じられ、とても嬉しい瞬間であった。我が地元、福井の地では、和太鼓の本場とも云われていながら、団体打ち、組み太鼓風に進んでいるチームばかりが存在し、福井スタイルの打ち方が消えていく状況の和太鼓界であるので、この辺りで 少しでも防止をし、個人技を特徴とし、間の取り方、リズムの打ち方に独特の妙を持つと云われている福井の打ち方を継続させていきたいと考えています。この三ツ打ちの福井スタイルを再度見直しアピ−ルしていく方向、全国からみた福井県, 和太鼓の本場で通せるようにしていかないと、本当の（三つ打ち）は消えていく傾向にあると考えています。